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――はじめまして。
紗子 よろしくお願いします。
――紗子さんって、幾つなんですか?
紗子 ×です。
――えーーっ。見えない。もっと若いかと思いました!でも、言っちゃっていいの?
紗子 別に隠してないからいいですよ(笑)。よく高校生に間違われるし。
――電車の中でナンパされない?
紗子 それはない(笑)。昔から年齢相応に見られないですから。それに今の高校生って大人っぽいから、私とつりあわないですよ。私はこれで普通の×歳だと思ってるんですけど、どうですかねぇ?
――兄弟は?
紗子 3つ上の兄がいます。兄も若いです。童顔の家系なのかな?
――南青山歌劇団の出身ですね。
紗子 そうです。高校一年から3年まで入っていました。18歳になったら卒業なんです。
――卒業したときに、このまま芸能界に留まるか、普通の人になるかの選択があったと思うんですけど。葛藤はありませんでした?
紗子 葛藤はありませんでした。私は宝塚に入りたくて、家族もそのつもりでしたから……宝塚に入る前にオーデションの「場慣れ」しといたほうがいいということで歌劇団を受けたんです。で、受かってしまった。
最初は叔母が私を宝塚に入れたくて、幼い頃からバレエ教室とか行かされてたんですよ。小さい頃は人前に出るのがすごくいやだったのに(笑)。いつのまにか私も宝塚に入りたくなって、雑誌を見たら(劇団の)オーディションがあるって。
――それじゃ、一歩間違ったら、千葉さんは宝塚歌劇団員になってたと(笑)。いずれにせよ芸能界狙いだったんだ。
紗子(笑)。なってました。中学3年で宝塚受けて落ちたんです。もっとも、そのときは受かるとは思ってなかったんで、それも場慣れですね。それで歌劇団に入ってから、舞台やテレビのお仕事をやってるうちにこのお仕事がどんどん好きになってしまったんです。毎日レッスンがあって、夏休みと冬休みにはミュージカルがあって、そういう生活がものすごく楽しかった。18歳で卒業したら、もう当然宝塚は受けられないけど、こういう生活をやめるつもりはなかったです。特に私はミュージカルが好きなんで、それはずっとやっていきたいと思いました。
――でも、今の言い方だとみんなで一緒にやるということが楽しかった、とも聞き取れるけど? それは……。
紗子 別にみんなとやることにこだわっていません。舞台の上に立ってミュージカルとかお芝居をやることで、お客さんから拍手がもらえる……そういう「空気が動く」ことに感動を覚えて……声やカラダの動作で何かを表現するという愉しみが、好きなんですよ。
――ライブ感だ。
紗子 そうです。
――といって、今、声優に。
紗子(爆笑)そうなんですよ。×××××××××××××××××××(笑)。
たまたま声の仕事の割合が多くなってるだけです。声優だけでやっていくつもりはないし、歌もうたうし、ライブはもちろん、今でもCMのオーディションだって行ってますから。
――声優だけになったら?
紗子 ×××××××。
――椎名へきるさんみたいな活動が理想?
紗子 ×××××××××××××。
――偶然で声優ですか?
紗子 いえ、きっかけと言うのは、劇団を卒業して、広井王子さんが企画されたミュージカルに出演したときに、やはり広井さんのゲームソフト「北へ。」に声優として参加しないかって、さそってくれたんです。
それが声優初体験。世に出たのは「彼氏彼女の事情」だったんですけど、最初は「北へ。」です。まぁ、そういういきさつでこういう仕事をしたら楽しかった(笑)。「今度こういうアニメのオーディションがあるんだけど」ってことを続けていったら、こうなってしまったと。
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